バックオフィスDX展示会・カンファレンスとは、経理・人事・総務などの管理部門のデジタル化を推進する企業向けイベントです。質の高いリード獲得や決裁者との直接対話が可能になりますが、高額な出展コストや準備労力といった課題もあります。
本記事では、バックオフィスDX展示会・カンファレンスの基本概要から最新動向について解説します。参加するメリット・デメリットや選び方のポイント、おすすめイベントもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
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バックオフィスDX展示会・カンファレンスとは

バックオフィスDX展示会・カンファレンスは、経理や人事など管理部門の業務を効率化させる最新技術やサービスが集まるイベントです。多くの企業がクラウドサービスやAIを活用したサービスを出展しており、参加すれば自社課題の解決策を比較・検討できます。
来場企業の多くが具体的な課題意識を持って商材を探しているため、出店側は効率的なリード獲得とブランディングを実現できます。展示会では競合の最新動向も直接見て自社の強みや将来的な開発方針を確認できるため、情報収集の場にも最適です。
DX推進が急速に進む日本企業にとって、バックオフィスDXの最新事例の把握は競争力強化につながります。
バックオフィスDX展示会・カンファレンスの動向

バックオフィスDX展示会の開催数は近年増加傾向で、企業の業務効率化やAI活用への関心が高まっています。市場ニーズが高度化し、デジタル化の遅れによる競争力の低下へ危機感を持つ企業を中心に取り組みが急速に進んでいる状態です。
ここでは、以下の項目別で具体的な動向を解説していきます。
- DX推進に取り組む企業
- 企業が考える展示会参加への重要性
DX推進に取り組む企業
IPA調査によると、日本企業は日本の大企業の約96.6%がDXに取り組んでいます。市場変化への対応や生産性向上を目指して、紙や手作業中心の事務業務をデジタル化する目的でイベント参加が増えている状態です。
多くの企業が管理業務の自動化やAIツール導入に関心を持ち、最適なサービス選定と社内の課題解決手法を求めて来場します。展示会には、デジタル化で成果を上げた事例を直接学びたい担当者が集まっています。
出典:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構|「DX動向2024」進む取組、求められる成果と変革
企業が考える展示会参加への重要性
企業担当者にとって展示会は、自社の業務改善や新しいツール選定のための重要な情報源となっています。多忙な管理業務の合間に、効率的に複数のサービスを一度に比較するために参加しています。
サービスサイトの情報だけでは把握できない製品の操作感や、実際のデモ、担当者への直接質問で導入可否の判断を進められる点も大きな魅力です。現場担当者やベンダーと直接対話することで、サービス内容や企業文化への理解も深まります。
バックオフィスDX展示会・カンファレンスのメリット

バックオフィスDX展示会の出展には、以下のメリットがあります。
- 質の高いリードを獲得できる
- 決裁者への直接アプローチ可能になる
- 競合との差別化を明確化
詳しく解説します。
質の高いリードを獲得できる
バックオフィスDX展示会は、通常の営業活動では接点を持つことが難しい、業務課題を強く意識している部門担当者と出会える場です。名刺交換や直接ヒアリングを通して具体的なニーズを把握し、その場で提案ができるため、商談へとスムーズに移行できます。
情報収集を目的とした来場者が多いため、コールドコールやウェブ集客では難しい質の高いリードを獲得する可能性が高いです。出展者にとっては、課題解決型の商談が生まれやすく、効率的な集客と新規リードの増加に直接つながります。
決裁者への直接アプローチ可能になる
展示会には、普段アクセスできない経営層や決裁者が積極的に来場しています。意思決定権を持つ部門責任者と直接対話できるため、自社サービスの価値を伝えやすい状況が生まれます。
来場者は担当者自身が課題を感じており、導入可否を迅速に判断するための情報を求めている状態です。トップセールスやデモンストレーションを通じて信頼関係を構築できるため、商談のスピードアップや成約確度の向上にもつながります。
ターゲットを明確に集客したオンライン展示会「リバイバルマネジメントフォーラム事務局」

リバイバルマネジメントフォーラム事務局が主催するオンライン展示会は、大手・上場企業の部長クラス以上が多数参加する展示会です。質の高い意思決定者層との商談機会が得られる点が特徴です。
ベンダー企業は協賛企業のみ参加が限定され、参加者の98%以上がユーザー企業担当者である点も強みです。明確なテーマ設定により、具体的な課題解決を求める企業同士の交流や、有効なリードの獲得が可能になっています。
CPA(顧客獲得単価)を抑えつつ、確度の高い商談が実現できるプラットフォームとして、デジタル時代に最適化された展示会です。ターゲットを明確にした形で集客を進めたい企業様は、ぜひ導入をご検討ください。
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競合との差別化を明確化
バックオフィスDX展示会では、自社の強みや独自性を来場者に具体的にアピールできる場です。来場者からのフィードバックや質問を通じて、今後の開発やマーケティング戦略に役立つ実践的な情報も入手できます。
同業他社と比較して有利な点を明確にできた事例は、今後の展開にも活かされます。展示会で差別化ができる企業は、市場での認知度や成約率を高めることが可能です。
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バックオフィスDX展示会・カンファレンスのデメリット

バックオフィスDX展示会への出展は、多くの企業が注目する一方で、相当な投資や負担が発生する点に注意が必要です。具体的なデメリットは以下の通りです。
- 高額な出展コストと低いROIのリスク
- 準備と運営にかかる多大な労力
- 成果の不確実性と競合の存在
詳しく解説します。
高額な出展コストと低いROIのリスク
展示会への出展には、ブース使用料や装飾費、人件費など予想外に多くの費用が発生します。時には数百万円規模の費用が必要になる場合もあり、獲得できるリードが期待に届かない場合、ROIが低くなりやすいです。
事前に出展目的や商談機会の予測、効果測定の計画を立てておかないと投資回収が難しくなります。
準備と運営にかかる多大な労力
展示会の企画・準備・運営・事後対応には、膨大な手間と時間が必要です。ブースデザインの計画や人員の選定、事後のフォローアップまで幅広いタスクに対応する必要があります。
本業との両立が困難になるケースも多いため、外部の専門業者やスタッフ割り振りを上手く活用し、効率よく準備を行うことが重要です。
成果の不確実性と競合の存在
展示会で多くの来場者に接点を持っても、商談のきっかけとなる人数は予測しづらいです。ノベルティ目的や情報収集だけで立ち寄る人も一定数おり、リードの質が分からないまま終わる場合もあります。
競合他社が隣接ブースで提案力やデザインを競うため、競合調査と差別化戦略が不可欠となります。
バックオフィスDX展示会・カンファレンスの選び方

バックオフィスDX展示会やカンファレンスを選ぶ際は、自社のターゲット属性と展示会来場者層の一致を確認することが最重要です。具体的な選び方をまとめると、以下の通りです。
- ターゲット層との親和性
- 出展費用とROIの予測
- 主催者の信頼性と実績
詳しく解説します。
ターゲット層との親和性
出展検討時に最も重視すべきは、展示会参加者層が自社サービスや製品のターゲットと合致しているかどうかです。大企業向けツールならば、来場者が大手企業の担当者である展示会を選ぶ必要があり、過去の来場者属性や出展リストを確認して判断します。
業界特化型イベントでは質の高いリードと出会える確率が高まるため、主催者に来場者データや属性、来場目的のヒアリングも有効です。ターゲット層から外れた展示会に出展してしまうと、期待する成果が得にくいため注意が必要です。
出展費用とROIの予測
展示会出展にはブース代や設営費、人件費など複数のコストがかかります。出展前には合計額を正確に見積もり、「何件のリードを獲得したいか」「商談化率と想定売上」などの目標を設定してROIを試算することが不可欠です。
ROI計算式は以下の通りです。
| ROI(%)=(利益÷投資額)×100 |
たとえば、売上600万円・原価300万円・費用100万円なら「200万円÷100万円×100=200%」となります。期待利益が費用に見合わなければ、規模や出展方法の見直しも必要です。
主催者の信頼性と実績
主催者の運営実績や出展企業からの評判、実際の来場者数などを事前に調べて総合的に評価しましょう。信頼できる主催者は安定的に質の高い来場者を集めやすく、展示会の盛り上がりや集客力も高いです。
集客広告やブース設営サポート、商談マッチングサービスなど主催者が提供する支援体制の充実度も、出展成功の大きな要因となります。サポートが充実していれば、出展担当者の負担を軽減できて効果的な成果が期待できます。
【2025年】バックオフィスDX展示会・カンファレンスおすすめ9選を比較

最新動向を知りたい方や、自社に最適な展示会を探している方に向けて、2025年注目のDX展示会を厳選してご紹介します。以下に、おすすめのDX展示会をまとめました。
- リバイバルマネジメントフォーラム事務局
- バックオフィスDXPO
- 社内業務DX EXPO
- DX 総合EXPO
- 総務人事経理Week
- バックオフィスDXカンファレンス 2025 冬
- Japan DX Week
- DXPO 東京’25 秋
- デジタル化・DX推進展
詳しく解説します。
1.リバイバルマネジメントフォーラム事務局

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | リバイバルマネジメントフォーラム事務局 |
| サービスURL | https://r-management.jp/dx/sps/index_mv.html |
| 開催場所 | 東京(主にWeb開催) |
| 開催期間 | 主に年数回開催 |
リバイバルマネジメントフォーラム事務局が出すイベントは、経営層や部長以上をメインターゲットとしたオンライン型のDX展示会です。来場者の98%以上が実際のユーザー企業担当者で構成されており、高いリード獲得を実現できます。
デジタル施策の決裁権限をもつ層に特化したコンテンツ設計により、高いCPAと成約率の両立が可能です。
2.バックオフィスDXPO

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | バックオフィスDXPO |
| サービスURL | https://dxpo.jp/real/box/tokyo/ |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト |
| 開催期間 | 2026年8月18日・19日 |
バックオフィスDXPOは、管理部門向けDXサービスが一同に集まる大規模展示会です。東京ビッグサイトでの開催によって多数の来場者を集め、AI・クラウドなど最新技術の実機デモや導入事例を直接体験できます。
集客力の高さと成約につながる商談機会の多さで、バックオフィスDX分野では代表的なイベントとして業界内で高い評価を得ています。
3.社内業務DX EXPO

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | 社内業務DX EXPO |
| サービスURL | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/office.html |
| 開催場所 | 幕張メッセ・インテックス大阪・ポートメッセなごや・東京ビッグサイト |
| 開催期間 | ・幕張メッセ:2025年10月22日~24日 ・インテックス大阪:2025年11月19日~21日 ・ポートメッセなごや:2025年2月25日~27日 ・東京ビッグサイト:2026年4月8日~10日 |
社内業務DX EXPOは業務効率化やペーパーレス化を重点テーマとした社内業務DXの専門展示会です。実務担当者の現場課題に密着した、技術・サービスを多数展示しています。
参加企業の満足度も高く、現場視点での効果的な比較検討と導入判断に役立つ実践的なコンテンツが充実したイベントです。
4.DX 総合EXPO

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | DX 総合EXPO |
| サービスURL | https://www.bizcrew.jp/expo/dx-tokyo |
| 開催場所 | 幕張メッセ |
| 開催期間 | 2025年10月29日~31日 |
DX 総合EXPOは、全業種・全分野を対象としたDXソリューションの総合展示会です。バックオフィス以外の幅広い技術領域も同時に体験できる、包括的なイベントとして開催されています。
新製品発表や業界トレンドに関する講演も充実し、DX推進の全体像を把握するのに最適な情報収集の場として注目されています。
5.総務人事経理Week

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | 総務人事経理Week |
| サービスURL | https://www.office-expo.jp/tokyo/ja-jp.html#/ |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト |
| 開催期間 | 2025年9月10日~12日 |
総務人事経理Weekは、人事・総務・経理の各分野に特化した複数の展示会を同時開催する大型イベントです。管理部門の専門性に応じた、深い情報交換が可能な環境を提供しています。
専門家による講演やネットワーキングが豊富で、業務改善や効率化につながる実践的な知識を習得できる価値の高いイベントです。
6.バックオフィスDXカンファレンス 2025 冬

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | バックオフィスDXカンファレンス 2025 冬 |
| サービスURL | https://www.sbbit.jp/eventinfo/82312 |
| 開催場所 | 主にオンライン |
| 開催期間 | 2025年1月28日 |
バックオフィスDXカンファレンス 2025 冬は、AIとデジタル技術を活用したバックオフィス部門の変革をテーマとする専門カンファレンスです。経営企画・経理・人事等の管理部門が直面する課題に対し、最新のAI活用事例や成功ノウハウを提供しています。
オンライン開催により全国からの参加が可能で、事前登録制の無料イベントとして多くの企業担当者が継続的に情報収集に活用しています。
7.Japan DX Week

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | Japan DX Week |
| サービスURL | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp.html |
| 開催場所 | 幕張メッセ |
| 開催期間 | 2025年10月22日~24日 |
Japan DX Weekは、国内外のDX推進事例や最新技術動向を集約した大型イベントです。グローバルな視点でのデジタル変革情報を効率的に収集できる場として開催されています。
海外企業との交流機会も豊富で、最先端のイノベーション事例や国際的な連携の可能性を探れるプラットフォームとして注目されています。
8.DXPO 東京’25 秋

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | DXPO 東京’25 秋 |
| サービスURL | https://dxpo.jp/real/box/tokyo2/ |
| 開催場所 | 有明GYM-EX(ジメックス) |
| 開催期間 | 2025年11月25日・26日 |
DXPO 東京’25 秋は、新規導入や商談成立に向けた積極的なアプローチが期待できるDX専門展示会です。部門別の最新技術体験コーナーや業界特化セミナーが充実し、実装に向けた具体的な検討を進めやすい環境が整備された実践的なイベントです。
展示規模も大きく、多角的な情報収集と効率的な比較検討を通じて、最適なサービス選定が可能な展示会として高く評価されています。
9.デジタル化・DX推進展

| 項目 | 内容 |
| 展示名 | デジタル化・DX推進展 |
| サービスURL | https://odex-expo.jp/osaka/ |
| 開催場所 | 東京・名古屋・大阪他 |
| 開催期間 | 2025年10月30日・31日 |
デジタル化・DX推進展は、地域密着型の開催により中小企業や地方企業でも参加しやすい展示会です。企業規模や業種に応じた、幅広いデジタル化支援を専門的に提供しています。
実践的な導入事例発表や個別相談対応が充実し、参加者のデジタル化レベルに合わせた情報提供が特徴のイベントです。
展示会とは?出展のメリットや目的から5つの重要のポイントを解説
オンライン展示会・バーチャル展示会のプラットフォームおすすめ比較20選!選び方もご紹介
まとめ:バックオフィスDX展示会・カンファレンスで直接アプローチ

バックオフィスDX展示会やカンファレンスは、経営のデジタル改革を推進する企業にとって重要な情報・商談の場です。リアル・オンライン問わず多様なイベントが開催され、AI活用や効率化実現のための最新ノウハウやサービスが集まります。
企業の成長戦略に直結するバックオフィスDXは、今後さらなる重要度を増していく分野です。各種展示会やカンファレンスへの参加によって、最新動向を把握し、業務効率化と成約率向上の両立を目指しましょう。
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