
「働き方改革関連法」の順次施行が始まる中、多くの企業が、残業時間・総労働時間の削減に取り組んでいる。また、優秀な人材の確保や、女性や外国人、シニア層の活用など多様な人材の活用という観点からも、 働きやすさや、働きがいを提供する職場環境を作る必要性が高まっている。
しかしながら、実効性のある働き方改革を進め、それを生産性向上に、つなげることは容易ではない。短い時間で、より成果を出す仕事をするにはどうすべきか?業務や勤務の在り方を根本的に見直す必要がある。また、実行段階で出てくる、様々な矛盾や社内の不満に対して、腰を据えた取り組みが必要であり、現場や経営陣を巻き込んだ真摯な議論が求められる。
本カンファレンスでは、働き方改革に取り組む人事部門の責任者、専門家を招き、具体的な取り組み事例をお話し頂く。人事部門同士の横のつながりを作っていただくとともに、ご参加企業様の働き方改革に必要な知見を提供することを本フォーラムの目的とする。
9:00 | 受付開始 |
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9:30 | 司会挨拶 |
9:40-10:30 ケーススタディ講演 【50分間】 |
![]() サントリーホールディングス株式会社
人事部課長 兼 BPR・IT推進部課長 竹舛 啓介 氏
『サントリーの働き方改革~働き方のナカミを変える~』
■ IT×制度の柔軟な働き方、
■ 各部署が主役の働き方改革推進 ■ 創発的ナレッジ創出モデル 2010年より進めたテレワーク・フレックス等による柔軟な働き方の推進は、時間・場所の制約を超えた働き方実現に繋がり、ダイバーシティ経営推進の為に不可欠な基盤となっています。そのうえで、
2016年より、トップの号令のもと働き方改革を経営課題と位置づけた取り組みを開始、各部署が主役となる働き方改革推進リーダー制度を基軸に、全社一丸で創発的に取り組む働き方ナカミ改革の結果、社員意識調査・総労働時間いずれも大きく改善した事例を紹介いたします。 |
10:35-11:15 スポンサーセッション 【40分間】 |
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
取締役副社長 佐藤 亙 氏
『全ての改革はここから始まる~個人のマインドセットの変革~』
■ 働き方改革の本質的な目的
■ 個人の時間とエネルギーの使い方を変える ■ 高い成果にフォーカスする個人のマインドセット 「働き方改革」によって生産性を向上させるために、企業は様々な取り組みを取り入れています。
それらはもちろん必要なものですが、実際に働く個々人のマインドセットが変わらなければ効果が発揮されません。 イノベーション創出のような高い成果価値は、効果性に注目した取り組みからこそ生まれるものです。 働き方改革すらも効率良く進めようとするのではなく、そもそもどのようなビジネスインパクトを得たいがための改革なのか目的を整理した上で、それを推進する組織カルチャー作りの観点から本質的なアプローチを紹介していきます。 |
11:20-12:00 スポンサーセッション 【40分間】 |
株式会社サムライズ
クラウドソリューション事業部 ビジネスユニット長 藤井 義隆 氏
『可視化から始める働き方改革と効果測定』
■ 働き方改革? 矛盾から始まったサムライズにおける情報管理改革
■ リアルタイムな人事情報の共有がビジネスを加速する ■ 全社レベルでの情報共有実現のために重要なこと 社内の様々な情報(KPI)と就業データを融合することが、各部門の生産性や業績の向上さらにはコンプライアンスという観点においても不可欠であるという事例をご紹介いたします。
各部門で個別に管理されているデータを融合することの重要性と、可視化された課題を解決するために、人事部門の有する情報が不可欠であることを実際の事例を交えてご説明いたします。 |
12:00-13:10 ランチセッション 【30分間】 |
株式会社オービックビジネスコンサルタント
マーケティング部 リーダー 津吉 沙織里 氏
『働き方改革=人手不足時代に必要なシステム活用とは
奉行シリーズ活用事例から見る 人事戦略実現のための着眼点と実践手法』
■ 人事戦略のキーワードはデータの「統一化」と「資産化」
■グループ企業にとって必要なシステムのあり方とは ■人事戦略実現のカギを握る従業員業務の効率化とは 「働き方改革」による労働時間削減は、プラス・マイナス両方の結果を生み出しました。
それは「長時間労働是正」と「人手不足の深刻化」です。人手不足を解消するには情報活用を主とした人事戦略が必須であり、そのためにはデータを「統一化」「資産化」することが欠かせません。 本セミナーでは、大手企業にとって課題となりやすい子会社のシステム運用や、従業員業務の効率化、情報収集のスピードアップに着目し、具体的な奉行シリーズの活用事例を通して人事戦略実現に必要なポイントと実践手法をご紹介します。 |
13:10-14:00 ケーススタディ講演 【50分間】 |
![]() MSD株式会社
人事部門人事グループ ディレクター 伊木 哲朗 氏
『MSDの働き方改革~社員の自律、そしてイノベーションと
生産性の向上を促すテレワーク』
■ MSDにおける働き方改革
■ テレワーク普及の背景と課題 ■ テレワークの今後の可能性 MSDでは比較的早い時期からテレワーク(在宅勤務)及びモバイルワークを導入し社員の間に定着しています。そして、結果的にこれらの経験が今日の「働き方改革」全般の推進にプラスに作用している面があります。これからの「働き方改革」の可能性を考える一材料として、当社の在宅勤務制度の推移、実績、課題、そして今後の展開についてご紹介させていただきます。何かのご参考にになれば幸いです。
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14:05-14:45 スポンサーセッション 【40分間】 |
![]() 株式会社SmartHR
セールスマネージャー 中尾 友樹 氏
『働き方改革を支えるクラウド活用
〜継続率99.5%を誇るSmartHRとは〜』
■ 人事担当の働き方とその課題
■ クラウドが実現する労務の業務効率化 ■ 義務化が進む、人事関連書類の電子申請 働き方改革が叫ばれる昨今、クラウドを活用した業務効率化を検討する企業が増えています。煩雑な業務が多い人事業務においても、クラウドを活用することは業務効率化を推進する大きな一歩となります。さらに、大企業を対象に、一部の人事労務手続きについて電子申請を義務化とする指針が発表されるなど企業側の準備が急務となっています。
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14:50-15:40 ケーススタディ講演 【50分間】 |
セイコーエプソン株式会社
人事部長 中島 紀彦 氏
『セイコーエプソンの女性活躍推進と働き方改革の取り組み』
■ ダイバーシティ推進、働き方改革の取り組みと目的
■ 女性活躍推進の取組みの状況 ■『働き続ける』の一歩先にある課題 ■ 取組紹介「昇格制度」「対話会」「在宅勤務」 ■ 働きかた改革の取組み~ 長時間労働の是正について ~ 当社は休職、短時間勤務制度の整備やベビーシッター費用への補助など、働きやすい環境づくりに注力し、家庭と仕事との両立に向けて一定の成果が出ています。
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15:40-15:50(5分)5分間プレゼン | |
15:50-16:10(20分) 休憩 | |
16:10-16:50 スポンサーセッション 【40分間】 |
![]() ![]() 株式会社ドリーム・アーツ
カスタマーサクセス統括本部 マーケティングBJグループ グループリーダー 齋藤 瑛里菜 氏 事業基盤開発本部 人事チーム リーダー 芳賀 奈津美 氏
『管理から戦略の人事部門へ
~現場が主導するデジタライゼーション~』
■ 大企業で起こりうる、IT人材不足の解決策
■ITは難しくない 現場部門での改革紹介 ■Sm@rtDBを利用した製造業人事部門様の事例 「働き方改革」に対する多くの取り組みをしなくてはならない一方、紙・Excelなど非効率な業務が多い…人事部門の方からはこんなお話をよく伺います。 自らが働き方改革を実現することは、付加価値の高い本来業務への集中につながります。 全社を動かす戦略的な人事部門を実現するための様々な取り組みと、「働き方改革」を現場自らがITを使って実現できるソリューション・具体事例をご紹介します。
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16:55-17:45 ケーススタディ講演 【50分間】 |
![]() テルモ株式会社
執行役員 人事部長 健康管理担当 テルモ健康保険組合 理事長 竹田 敬冶 氏
『テルモの働き方改革 ~「働き方改革」×「健康経営」で
多様な働き方を推進~』
■ 働き方改革推進の背景
■ 働き方改革の取り組み ~既存制度の見直しと新制度導入~ ■ 改革推進の課題と今後の展開 ■ 「健康経営は、働き方改革の1つの大きなテーマ テルモは社員のエンゲージメント向上を企業の持続的な成長エンジンととらえ、個々が健全な環境で最大限に能力を発揮できるよう働き方改革を推進しており、新たな制度導入と拡充を進めています。また、「働き方改革」と「健康経営」を連動させ、一人ひとりの業務内容やライフスタイルに合わせた、より柔軟な働き方を可能にしています。これからも社員がイキイキと働ける職場環境を目指し、様々な取り組みを実施していきたいと考えています。本講演では、このようなテルモならではの取り組みや今後の展開等について、事例を交えながらご紹介いたします。
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18:00~19:30 立食形式 懇親会 |
ご講演企業様、ご参加企業様間で、交流・ネットワーク作りに活用いただければと思います。
※途中退出自由です。お忙しい方も、乾杯だけでもお付き合い頂ければ幸いです。 |
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会期 | 2019年9月11日水曜 9:30~17:45 その後懇親会 |
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会場 | CIVI研修センター 秋葉原 |
主催 | リバイバル・マネジメント・フォーラム事務局 |
定員 | 100名 |
リバイバル・マネジメント・フォーラム事務局
〒104-0061 東京都中央区銀座1-15-7 MAC銀座ビル3階
電話:050-7577-6385 FAX:03-6893-6114