講演内容
ケーススタディセッション 各50分間
講演概要
- 環境変化に対する当初の課題
- セキュリティ課題への取り組み
- 目指すべき姿に向けた次期戦略
製造業やサービス業をサポートする請負サービスと、国内外のあらゆるニーズに対応する物流サービスを展開する鴻池運輸は、2018年からの中期IT戦略にクラウドファースト戦略を掲げ、ICT基盤の改革を進める中でセキュリティ対策の課題についても取り組んできました。喫緊の課題を含めたこれまでの取り組みと、2022年からの中期3か年における目指すべき姿に向けた対策、その取り組みについてご紹介いたします。
講演概要
- 当社におけるサイバーセキュリティ施策概要
- サイバー攻撃の実例と対策
- NIST SP800-53をベースとしたサイバーセキュリティポリシー・マニュアル策定
- 今後の拡充に向けての課題
当社は過去のセキュリティインシデントを教訓とし、社内OAネットワークにおいては強固なセキュリティ対策を実施出来ておりますが、OAネットワーク以外のシステムにおいては、システムを所管する部署にセキュリティ対策を任せている状況でした。サイバー攻撃が巧妙化・多様化している状況を鑑み、昨年2月にサイバーセキュリティを専任とする部署が創設され、当社グループ全体におけるサイバーセキュリティの対策強化を推進しております。本セッションでは最優先施策として取り組んだ、サイバーセキュリティポリシーとマニュアル類の策定についてご説明させていただきます。
講演概要
- インシデントハンドリング
- セキュリティオペレーション
- セキュリティの教訓化
新たなCISOのもと、様々な知見をもったメンバーで構成され、世の中で言われているセキュリティ施策のあらゆるものを試行しています。一方で、実際のオペレーションとするまでには、想定外の難しさやそれを乗り越える試行錯誤がありました。特に、サイバーセキュリティはさまざまなステークホルダーとの折衝やイノベーションのブレーキにならないための工夫がとても大切な分野であると認識してます。本セッションでは、それらの試行錯誤のいくつかを実践現場の生の声とともに紹介し、社会の参考としていただきます。
スポンサーセッション 各40分間
講演概要
- ランサムウェア、EMOTET等、経営に影響を与える脅威
- トレンドマイクロが提唱する「新しいセキュリティマネジメントの考え方」
- 統合セキュリティプラットフォーム Trend Micro One のご紹介
変化の激しいDX時代 ―― 最近の経営に影響を及ぼす脅威に対して、どのようなアプローチが必要でしょうか?このセッションでは、セキュリティプラットフォームによる総合的なアプローチを紹介いたします。また、同プラットフォーム上で新たに提供を開始するゼロトラストソリューションも紹介いたします。
講演概要
- 複雑化する脅威やリスクの発見
- 増加するアラートへの効率的な対応
- 多様化するソリューションの選定方法
- 人財不足
XDRは様々なセンサーからのイベントログやアラートを収集しクロスレイヤーでの脅威検出や可視化を行うとともに、効率的かつ迅速にインシデントへの対応を行うことを目指した技術です。しかしこれを達成するには、複数のソリューションを組合せ、どのように運用するかを適切に設計することが極めて重要です。今後のセキュリティ対策において最も注目されるXDRについて、様々な製品・技術を知るマクニカがユーザ目線で評価を行い、理想と現実について語ります。
講演概要
- 多様化するランサムウェアの手法
- デジタル化やDX推進による機密情報量の増加
- ランサムウェア対策案
- アクセス制御+データ無価値化によるランサムウェア対策
社内環境のデジタル化やビジネスのDX推進により機密情報の量が増加しています。一方でランサムウェア攻撃の手法が複雑化し、日々脅威が強まっていることが現状です。ランサムウェアの脅威に対処し、デジタル化やDX推進を加速させるために、取り組むべき対策やタレス社のランサムウェア対策に向けた「アクセス管理」「データ無価値化」によるデータ保護ソリューションをご紹介いたします。
講演概要
サイバーリスクが未曾有のレベルで急増する中、攻撃を検知して事後対処するだけではもはや不十分である。組織は、脅威が発生する前に予防し、万一侵害された場合は復旧に向けた真にプロアクティブな措置を講じることが不可欠である。本セッションでは、独自のAI技術を搭載するコアエンジンにより、攻撃を自律的に予防、検知、遮断、そして最終的には自己修復する、セキュリティへの野心的なアプローチを発表する。これら4機能が各々補完し合い、AIがフィードバックをすることによってサイバー攻撃に対して自律的な防御体制を構築するAIループが実現する。このAIループによってエンドツーエンドで攻撃経路をあらかじめ特定でき、個々の組織に最適な防御方法を提供する自己学習型ソリューションについて紹介したい。
講演概要
- ゼロトラストの導入には、機能検討だけでは不十分
- 実績ある技術・製品によるゼロトラスト環境の構築
- 分散セキュリティ基盤への展開
ビジネス環境の急な変化への対応のため多くの企業は様々な施策に取り組み、ゼロトラスト環境もそのひとつです。ゼロトラスト環境を実際に検討・導入してみると見えてくる意外な課題をご紹介しつつ、それら課題へのソリューションをご提案します。