グローバル・海外事業におけるリスクマネジメント戦略フォーラム2016

海外事業・海外子会社における、コンプライアンス強化に向けた具体的取組み

ご講演企業

[ 株式会社リコー ]

内部統制室 リスクマネジメント部 部長 荻原 毅
「『リコーグループにおけるコンプライアンス推進」

[ 株式会社デンソー ]

法務部長 杉本 重明
『デンソーにおけるグループコンプライアンス』

[ AvePoint Japan株式会社 パートナー / NANAROQ株式会社 ]

執行役員 兼 COO 榎本 司
『ガバナンス、リスク、コンンプライアンスの統合管理を行うソリューションのトレンドとアプローチ方法』

[ 株式会社三菱ケミカルホールディングス ]

内部統制推進室長 中村 亮夫
『MCHCグループのグローバル・コンプライアンス推進活動』

フォーラムの焦点

[協賛企業]

 グループ全体でのリスクマネジメント方針の策定
 「どこまで本社から管理し、支援するか?」本社リスク対応機能の明確化
 現地法人・地域統括会社におけるリスクマネジメント体制の在り方とは?
 不正防止に向けた現地法人との、コミュニケーションの仕組みや在り方
 現地トップ、現地スタッフへの、コンプライアンス教育~どこまで?何を行うか?
 内部通報制度を機能させるために~外部窓口の運用含む
 独占禁止法や贈収賄などコンプライアンスリスクへの対応
 企業買収をした子会社へのガバナンス(人や組織のマネジメント)

企画の背景と狙い

グローバル事業の急拡大を背景に、海外事業・海外子会社におけるコンプライアンスリスクの顕在化に、多くの企業が直面している。独占禁止法の強化や、賄賂や不正などの摘発が、各国にて強化されており、日本企業が多額な賠償金を支払うケースは、今後も増えると言われている。

そのような中、グループ全体のコンプライアンス体制の強化に乗り出す企業は多くあるが、国や地域によって異なる商習慣やルールを、把握することは容易ではなく、日本本社のコントロールを離れたところで多様なリスクが顕在化している。

本フォーラムでは、独占禁止法や外国公務員贈賄罪など個別のケースだけでなく、海外子会社のコンプライアンス体制を人員・配置含めどうするか?海外子会社との協力体制、現地社員への教育をどうするか?など、日本本社から、如何に?グループ全体で法務リスクを抑え込んでいくか?マネジメントの観点から議論を行う。

講演内容

[ 株式会社リコー ]

内部統制室 リスクマネジメント部 部長 荻原 毅
『リコーグループにおけるコンプライアンス推進』
 コンプライアンス推進のサイクル
 インシデント発生時の報告基準と徹底、活用
 アジア地域における贈収賄防止の取り組み
 グループ"ほっとライン”の仕組みと運用
 欧米におけるグループ行動規範の浸透

海外のある関連会社で発生した2万円相当の横領。グループの経営に直接大きな影響を及ぼす事件ではありません。しかしながら私どもリコーグループでは、そうした些細にも見える不正でも、発生後速やかに日本のグループ本社に報告される仕組みを構築中です。コンプライアンスに対するグループトップの思いを、どのように国内外のグループ各社に伝え推進しているか、苦労話を含めてご紹介できればと思います。

[ 株式会社デンソー ]

法務部長 杉本 重明
『デンソーにおけるグループコンプライアンス』
 独占禁止法遵守グローバル体制の再構築
 統制か支援か -- 車の両輪
 System Consistent, Site Specific
 「機能責任」の果たし方 -- GHQの覚悟
 グループコンプライアンス深化への試み -- 現場リスクコントロールレベルの見える化

独禁法事件によって露呈したコンプライアンス体制の脆弱性。グループ中期方針の一丁目一番地としてコンプライアンス基盤の一層の強化が掲げられる中、グループのコンプライアンスを牽引すべき立場にある機能部門はいかにその機能責任を果たしてゆくか。世界各国に潜在し、一様ではない様々なコンプライアンスリスクの存在と、それらがどこまでコントロールされているかがGHQとして「見えている」と言える状態としたい。こうした積年の想いの具現化に向けたデンソーの試みをご紹介します。

[ AvePoint Japan株式会社 パートナー/NANAROQ株式会社 ]

執行役員 兼 COO 榎本 司
『ガバナンス、リスク、コンンプライアンスの統合管理を行うソリューションのトレンドとアプローチ方法』
 GRCソリューションのアプローチ別の紹介
 セキュリティ対策との連携の効果
 機密文書におけるGRCの対策

昨今、企業にとっての情報漏えいは、大きなリスクとなります。企業での「ガバナンス・リスク・コンプライアンス」を維持、継続する為に、ITセキュリティ対策の強化は、重要です。数々のセキュリティ対策の強化を各企業でも実施されている状況となっていますが、企業の文書ファイルについては、管理を徹底することが難しく、情報漏えいのリスクがあります。今回、文書ファイルにおけるセキュリティ対策及び、「ガバナンス・リスク・コンプライアンス」にも効果が期待できるソリューションの紹介を致します。

AvePoint (アブポイント) 社は、米国のソフトウェア ベンダーであり、ガートナー社の DCAP (データ中心型の監査と保護) マーケット・ガイドにも言及されるなど高い評価を受けています。、NANAROQ 社では、最近急速に注目が集まっている 「ガバナンス・リスク・コンプライアンス」 (GRC) に関する企業向けコンサルティング サービスと関連のITサービスを提供しています。

[ 帝株式会社三菱ケミカルホールディングス ]

内部統制推進室長 中村 亮夫
『MCHCグループのグローバル・コンプライアンス推進活動』
 「KAITEKI実現」とコンプライアンス
 地域統括会社とアジア各国リーダー会社の活動
 アジアにおける階層別コンプライアンス研修
 グループ共通の内部通報社外窓口の設置

三菱ケミカルホールディングス(MCHC)グループは、「KAITEKI実現」をビジョンに掲げ、安全とコンプライアンスを経営上の最重要課題と位置付けています。その中で、コンプライアンスについては、「現地化」の推進を念頭に置きながら活動を続けていますが、私たちの取組みをご紹介し、会場の皆さまと「悩み」や「課題」について情報共有したいと思います。