■ グローバル経営における人事部の役割・ビジョンの策定
■ グローバル人事制度の再構築
■ 組織改革のベースとなる、処遇改革の実例
■ 人材の見える化~人事データベースの構築
■ 逼迫するグローバル要員の現状
■ グローバルに活躍する人材の計画的育成
■ タレントマネジメントの製造業における実例
国内市場の縮小やグローバル競争の加速を背景に、近年、急速なグローバル化や、事業構造の変革を進める企業が多い。それにあたり、グローバル事業に関わるグローバル要員の確保や、現地法人や、事業責任者となる、優秀な人材を国内外で育成していく必要があり、タレントマネジメントや現地化などの施策を進める企業が多くなってきた。
しかしながら、規模の大きい事業会社においては、人事制度改革や育成プログラムの導入・実行は容易ではなく、急速なグローバル化との、ギャップが生じている企業は少なくない。自社の企業風土やグローバル戦略の中で、組織や人事戦略はどうあるべきか?改めて、グローバル経営の中で、人事部の役割や戦略はどうあるべきか、議論を行わなければ実行はおぼつかないと言えよう。
本フォーラムでは、該当テーマにしたがって、具体的事例とともに議論を行う。次世代の経営幹部を企業として、どの様に育てていくか?そのベースとなる人事制度改革と人材育成プログラムと、両方の視点から議論を行い、ご参加企業様のグローバル人事戦略の遂行に必要な戦略を提供することを本フォーラムの目的とする。
当社は、明治23年の創業以来、水道用鉄管による近代水道の整備、農業機械による食料増産と省力化、環境施設による人類と環境の調和など、暮らしと社会に貢献するさまざまな製品を世に送り出してきました。事業のグローバル化の進展により、海外売上高比率が70%に迫る中、クボタブランドを「グローバルメジャーブランド」として確立することを長期目標に掲げ、世界中で真に必要とされ、存在感のある企業であり続けることを目指しています。この実現に向けて、現在、取り組んでいる人事諸施策並びに、中長期的な視点での人事諸課題についてご紹介します。
日清食品グループでは、EARTH FOOD CREATORの実現をグループ理念に掲げ、日本のリーディングカンパニーからグローバルカンパニーへと飛躍を目指しており、事業の拡大およびグローバル化を進めています。その中で、グローバル人材育成制度の確立に取り組んでおり、人材の強化・育成、組織風土改革を実施しています。当社にて実施している人事施策、及び今後の人事諸課題についてご紹介いたします。
当社は、三井物産及び三井物産グループのための研修の企画・実行を本体の人事総務部署と一体となって行っています。三井物産のグローバル人材育成の基礎となる経営理念や現在取組み中の育成施策と課題についてご紹介致します。
優秀な人材の育成や継続的な雇用、コンプライアンス教育など人事施策としてタレントマネジメントを採用されるグローバル企業が増えてきています。一方、タレントマネジメントを導入する目的が明確になっていないと導入後に得られる知見を活用できず、せっかくの人事戦略が経営目的とかけ離れる結果となってしまいます。このセッションでは国内外の成功事例を参照していただきながら、タレントマネジメントを導入して得られる効果と導入における重要なプロセスについてご紹介いたします。
弊社は家電で培ったDNAをコアにそれぞれの産業や市場および顧客と向き合い、ビジネスモデルを最適化しつつ、グローバルな事業構造の転換を図っております。その実現に向け、人材戦略も従来の日本からの発信型ではなくグローバル共通のしくみを構築し、組織能力および人材の競争力を高めることが喫緊の課題となって参りました。課題解決に向けた対応はまだ緒についたばかりですが、今回はタレントマネジメントを中心に、その取組みの一端をご紹介させていただき、皆様からの忌憚ないご意見をお聞かせいただければ幸いです。