■ 優秀なナショナルスタッフの採用、育成
■ グループ内人材の国際ローテーションや逆出向など人材最適配置
■ グループ内人材の把握~グローバルな人材データベース、人材マッピングの作成・活用
■ グローバル日本企業におけるトランスナショナルな人事制度構築の試み
■ 国境・事業を超えた選抜教育・タレントマネジメント施策の取り組み
■ 現地化に向けた具体的プロセス~権限移譲とガバナンスの両立
国内市場の縮小や新市場・新興国市場の開拓などを背景に、多くの日本企業が海外事業の拡大を加速させている。その一方で、海外事業の拡大に、人材の確保や育成が追い付いていないという課題も指摘され、グローバルでの人材育成・人事制度の構築がこれまで以上に求められている。
そのような中、近年、経営の現地化が叫ばれ、現地幹部の採用・育成や、グローバルでの人事制度の共通化など、海外事業における人的リソースを最大限に活用する取り組みが模索されている。しかしながら、施策レベルにとどまっているケースも多く、国や企業ごとに違う文化や習慣を超えて、グローバル人事戦略を実行していくことは容易ではない。
本フォーラムでは、該当テーマにしたがって、具体的事例とともに議論を行う。質疑応答や懇親会もまじえ、双方向に議論・交流を行うことを通じて、ご参加企業様のグローバル人事戦略の遂行に必要な戦略を提供することを本フォーラムの目的とする。
帝人グループは、繊維・フィルム・樹脂などの素材事業とヘルスケア・流通リテイル・ITといったサービス事業をグローバルに展開している企業グループです。グローバルな競争が激しさを増す中で、我々は顧客へのソリューション提供型のビジネスモデルへの進化を目指しており、それを担う人財基盤の強化が求められています。講演では、多様な事業展開の枠を超えて、コーポレートとして取り組んできたタレントマネジメントの現状と課題についてご紹介させていただきます。
製薬ビジネスのグローバル化が一気に加速し、機能毎に極を跨いだ組織編成を進める中で、従来実行してきた日米欧亜各極ごとの人事取り組みでは人材の充足が十分に果たせず、グローバルな視点でのタレントマネジメント/タレントディベロップメント施策の展開が必要不可欠となってきました。日本発のグローバル企業を目指すアステラスが、人事の視点からどのようなビジョン・中期計画を掲げ、「グローバル」×「ダイバーシティ」で実践している具体的施策内容についてご紹介します。
YKKグループは、ファスニング事業とAP事業を2つの中核事業として事業活動を行っております。1959年より海外に進出し、現在、世界71ヵ国/地域、108社で事業を展開しています。グローバル化が進む中、「信じて任せる」YKK流の人材活用を軸に経営の現地化を進めています。また、YKKにおけるリスクマネジメントとガバナンスなど、米国・中国における約30年間の自身の海外経験も踏まえ、ご紹介させていただきます。