講演内容
ケーススタディセッション 各50分間
講演概要
- 会社紹介
- DX推進に向けた現場活用までの取り組みの歴史
- 近年取り組んでいる事例紹介
- 株式会社レゾナックでの新たなDX推進体制
2023年1月より昭和電工と(旧)日立化成は統合し、レゾナック・ホールディングス(持ち株会社)・レゾナック(事業会社)となりました。昭和電工入社以来、長年製造現場へのDX導入(当時DXという言葉はなかったですが・・)を最前線で進めてきて、実際に使ってもらうまでの成功・失敗事例に関する雑感と、近年取り組んでいる事例の紹介を行います。また、新会社レゾナックでの新たなDX推進体制についてもご紹介いたします。
【プロフィール】
1989年4月に昭和電工入社
大分コンビナート生産技術部に配属され、プラントの高度制御、ソフトセンサー導入等に従事。2013年1月に昭和電工エレクトロニクス兼務となり、ハードディスク工場での画像解析、異常検知、コミュニケーション高度化に従事。2022年9月より昭和電工 大分コンビナートに新設された現場力変革推進グループに配属。システム高度化・DX推進に携わる。(2023年1月より株式会社レゾナックに社名変更)
講演概要
- 会社紹介
- スマートファクトリー推進グループの役割と活動
- 工場への導入事例紹介
- 今後の展望
ヤマハの国内及び海外工場で進めているスマートファクトリー化の取組みについてご紹介します。高い感性と匠の技で一つひとつ丁寧に作られている楽器のものづくり現場を、どのようにスマートファクトリー化しているのか、これからどのように進化していくのかなど事例を含めて紹介します。
講演概要
- 会社紹介
- 生産設備状態の見える化と活用事例
- EMS(Energy Management System)の活用事例
- CFP(Carbon Footprint of Product)の算出取り組み
- DX実現に向けての方向性
市場の変化が激しい電子部品業界において顧客からの要求に対して即時コミットメント出来ることが重要である。小諸村田製作所では生産状況のリアルタイムでの把握に留まらず、生産能力の最大化とモノの流れの整流化を自社IOTを活用し推進してきた。その中で製作時期や制御方式が様々な生産設備に対してそれぞれの設備に応じた稼働状況監視システムを構築し見える化から改善までの事例を説明するとともに、その先の真のDX実現に向けた工場全体の方向性や取り組みについて紹介させていただきます。